2015年11月21日土曜日

スイングが崩れて困っています


Question

スイング中の腕・手(握力)の力感はどれぐらいが理想ですか?
女子プロの「イ・ボミ」や「テレサ・ルー」のスイングをみると
腕に力感がまったく見えず、ダラダラな状態ですがいい球を
打っています。飛距離もでますし。

最近、体力の低下のせいかか腕・手に力が入ってしまい、ダフリ・トップ
が連発し、ハーフシャンクも出てしまい非常に困っています。
シャフトが立ってクラブが降りてくる気がしません。

どうしたら直るかご教授下さい。

当方、42歳、185㎝・73kg、HS47前後、ここ1年のアベレージ88、
昨年は80前後でした。


Answer

ある程度体が覚えた動きが崩れ始めた状態ですね。
反復運動によってある程度定着したスイングでも、とても崩れ易く
ちょっとしたことで体は忘れてしまうことが多々あります。

正しい動きが分からないゴルファーでも試行錯誤している間に偶然上手く行き、
運が良く練習量が十分だと体が覚えていき、スコアが良くなることがあります。

ところが、ゴルフはいつでも忘れたり崩れたりするものですので
頭でも動きを十分に把握しておかないと自分で修正したり回復させることができません。
コーチに診てもらって修正を定期的にしている人なら良いのですが
独学ゴルファーは迷路に入って出て来れなくなることがあります。


平均が80前後ということは70台を出している方ですので
パー山に登っているゴルファーです。

ただ、7合目辺りで落下してしまっている状態ということです。
このようなゴルファーは珍しくありません。
これを経験すると、ゴルフはそう簡単ではないということが分かるものです。

ここで大きな分岐点に立たされます。
このまま努力をせずに試行錯誤を続けると、ほとんどの人はさらに悪化し
ゴルフの魅力を感じなくなって辞める確率が高くなります。

一方、本格的に取り組まないと脱出できないと覚った人は
レッスンを取ってカリキュラム通りに基礎練習を開始します。
持論を捨て、勘違いを正し、いわれた通りにした人は
練習自体が楽しくなり、どんどんゴルフにハマって行くものです。

方向性が分かり、希望は湧き、真芯を捉える快感を味わいながら
練習自体が楽しくてしかたがないという気持ちになるのが本来の姿です。

良い指導、良い人とのめぐり合わせですから
これも自分が選択することです。
それも実力ですので、納得のいくコーチを見つけ、納得がいくまで練習をし
頭でも動きや理論を理解して、修正方法を習得することです。

ちなみにグリップは基本緩々です。
特にダウンスイングでは手の中での遊びを利用しますので
しっかりと握っているとリリースが早くなりHSが上がりません。

ご自身がいかに自由に練習されてきたかがお分かりだと思います。
今後はしっかりと基礎を習得し、定着させると同時に
飛距離を出す技を習得されることをお奨めします。












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