Question
ゴルフ2年目の初心者です。レッスンプロに2点指摘されました。
アウトサイドインをインサイドインに直し、
ボウルの距離が近すぎなので遠くしました。
それで打つと先ばかりに当たります。もちろん
腰からダウンスイングをはじめてますが原因はなんですか?
Answer
ミクシーに100ポイントをいうのを書きました。
わずか1秒半のスイングの中に、チェックするポイントが100あるということです。
レッスンプロにはそのうちの2つを指摘されたのです。
それ以外の98ヶ所は全部できていると勘違いされていませんか?
プロは全を一度には指摘しません。
全て言っても課題が多すぎて修正できないからです。
それよりは2つずつ改善し、それが定着したらまた
違う2つというように指導していくと
フラストレーションがたまらずに定着させて行くことができるのです。
それをプロの教え方が悪いとか、相性が悪いとか言って
すぐに辞める人が後を絶たないのですが
あまりにもゴルフが奥が深いために、このように何も見えていないのです。
上からは下が見えますが、下からは上は見えません。
まだ見ぬ世界のことは想像するしかないのです。
しかし、ある程度経験し、ある程度研究をした人であれば
少し先のことは見えてきます。
自分の知識と勘を信じて、素直にその道を求めて行くしかありません。
そして、指摘された修正ヶ所はどうやると治るのか・・そして
どういう動きをするのが理想なのかをしっかりとレッスンプロに習うことです。
お金を出してレッスンを取っているのですから、
勝手に治して来いでは仕事になっていません。
どこをどう動かせばできるようになるのかまで教えなければ
レッスンプロの仕事は果たしていないのです。
ただ、その動きができるまでは指導者の才覚ですが
それを定着させるのはご本人です。
また、精度を上げ、完成度を上げて行くのもご本人の仕事です。
したがって、動きは習っても、その10~100倍の作業は自分で
やらなければなりません。
球はどこに置いても当たります。
ヘッドがトップでどこにいるかで軌道角度を変えることができるからです。
手首やローテーションによってフラットにすればヘッドは遠くを通り、
アップライト軌道にすればヘッドは近くを通ります。
そのくらいはレッスンプロに教えてもらってください。
できないからと言って文句を言っている間は改善はありません。
動きができないのなら習えば良いし、毎回できないのであれば
定着練習をすれば良いし、芯を外すのであれば精度を上げる練習をし
ミスが出るのでしたら完成度を上げる練習をすれば良いのです。
修正ヶ所を指摘された場合、まずなぜそれを治すのかの理由を知ること、
そして、どうすると治るのかやそれに伴って癖が出たりした場合は
その治し方まで教えてもらうことです。
どこかを変えれば、対象となる反対側を修正しないと当たらなくなります。
また、球の位置を変えれば、トップの位置や前傾など、どこかで調整し
当たるようにするのが修正ですが、当たらないから球の位置は変えたくない
と言わんばかりの愚痴をこぼしているようでは上達はありません。
物理的にどの部位をどう動かし、どのタイミングでどちらの方向に
力を入れるかなどの、具体的な修正方法を習うのがレッスンです。
感性だけで上手く当たるようになったレッスンプロは
フィーリングや感性だけで教えようとしますが、感覚はそれぞれ
人によって違いますので、他の人には通用しないことが多く
また、感覚的なフィーリングはできた時にしか分かりません。
したがって、スイングは物理で習って感覚で振る
ということを覚えておいてください。
まして、腰を使うかどうかは当たる当たらないとは全く関係のないことです。
ゴルフの原理が分かっておられないのですから、素直にプロの指導を受け止め
言われる通りに動かす努力をされては如何でしょうか。
また、本当にアウサイドトインが治ってインサイドインになっているのでしょうか?
治し方は習いましたか?動画で撮って確かめましたか?
毎回、同じようにインサイドインに振れているのでしょうか?
言われてすぐにできるような簡単な物ではありませんよ。
分からないことは聞いて納得するべきです。
答えがなければレッスンプロを替えることです。
それよりも、まずどう動かすのかの基本動作から習って
我流の勝手な動きを全部捨てて白紙にした方が早いかも知れません。
2年目くらいで我流ゴルファーは最初にゴルフの難しさを知ります。
そこで認識の甘さを知り、もっと真剣に取り組むか、
あるいは学習せずに文句を言いながら遠回りするかで
生涯100が切れない7割に入るか、あるいは無限の可能性を持って
上達するかが決まります。
意識改革によって思考が変わり行動が変わります。
まずはゴルフを甘く見ていたことを反省し、真剣に取り組むという
初心に戻って新たな気持ちで再出発していただきたいと思います。
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