2015年12月22日火曜日

DRとアイアンは別物ですか?同じですか?


Question

ドライバーとアイアンの打ち方の違いについて質問です。
ドライバーのスライスを直す為試行錯誤を繰り返し、
インに引くといい感じのドローで打てるようになったんですが、
アイアンを同じように打つとかなりのフックやチーピンが出ます。

当方100を切りそうで切れない程度のスコアです。
みんな打ち方は同じだよというし、でも自分の中では全然違う感じです。
アイアンはアウト気味に上げてちょうどいいストレートが出ます。
皆さんはドライバーとアイアンは別物ですか?同じですか?


Answer

答えは別物であり、同じです。ゴルフは
ひとまとめにして言えるような単純なものではありません。

100が切れないゴルファーには共通した問題があります。
それはヘッドの軌道が安定していないことです。

軌道が安定していない原因は動きにバラつきがあり
バラつきの原因は基本動作や定着練習ができていないことにあります。

どこをどう動かすかが分からない人がほとんどで、ただ感覚だけで
イメージだけで振っていると言えるのですが、
言い方を変えれば適当に振っているゴルファーなのです。

グリップやアドレスなどの構えがいい加減な人、
テイクバックの軌道が適当な人、手首が曲がってしまう人
体がフラフラして軸がブレる人など、動かす部位と止める部位が
正確に出来ていない人がほとんどです。

また、どの番手も同じに振るのですが、変えなければならない
部分も知っておく必要があります。

それは前傾角度、球との距離、スタンス幅、そしてトップの深さです。
そして、プレインの軌道角度は、自分の背骨に対しては
すべての番手で同じ角度であり、アームシャフト角も同じで
またトップの位置も同じプレイン上なのです。

このような基本動作をしっかりと体に覚えさせる練習や
同時に今自分がどう動いているのかを把握しながら
下手を固めないように正しい動きだけで定着練習を
しなければなりません。

質問者さんの症状からは恐らくトップの深さがどの番手も
同じようにシャフトが水平になるほとあげているのだと思います。

練習場で実に力強くミートさせている男性がいるのですが
PWで水平まで回して140Y飛んだとか言って喜んでいるような人です。
この深さと力加減では、DRはスライスするのが当然です。

頭の悪いゴルファーにならないように
脳みそまで筋肉にしないことが大切です。
ショートアイアンは飛ばすクラブではないのです。
それが分からない人は当分何をやっても上手くいかないでしょう。

PWは浅く、DRは深くで、その差は60度あります。
やっている事とやろうとしていることは違います。
やっている積もりでもほとんどできていません。
動画で撮ってご自身の動きを確認してみてください。


また、クラブのフィティングはしましたか?
まずはシャフトの硬さと長さです。
ウッド達は異常に柔らかいシャフトが純正として販売されています。
アイアンがDGなのに、ウッドがカーボンのRとかを平気で使っている人がいますが
とんでもない話です。

長さもそうです。
DRで46インチを振り回している人がいますが
PWの短いクラブですら芯を外す人がそんなに長いクラブで
打てる分けがありません。

シャフトは短いほどミート率が上がります。
フレックスSの45インチを買って2インチ先摘めし、鉛を貼って使うと
元には戻せないほど良く当たります。

もし、どうしても周りの目が気になって長いシャフトが使いたかったら
OBがなくなって筋力が付いた頃にハーフインチづつ長くすれば良いでしょう。










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