2016年1月21日木曜日

5年たってもなかなか100が切れません


Question

5年ほど前にゴルフを始めたものです。

5年たってもなかなか100が切れません。
一度だけ切ったことがあるのですが、安定しないのです。
いまだに120叩くこともあります。
ドライバーは少しスライス気味ですが何とか上手く付き合ってやっていますが
やはり飛距離的にも治していきたいと思っています。

それとパターは得意なのですが、アプローチに苦手意識があります。
スライスとアプローチにいい練習法や上達法などあれば教えていただきたいです。


Answer

100が切れないゴルファーが7割というデータがあるそうですが
そのほとんどはショットに原因があります。

林から脱出できない、傾斜でチョロ、空振り、ティーショットでのOBなど
まずスイング自体に問題がある方がほとんどです。

中には10年以上ラウンドしている人でも、100が切れない場合は
ティーショットのドライバーが原因の人が多く、
スライスOBや引っ掛けOBで隣のまたその隣まで曲げる人がいます。

このような人は最初から刻めば切れるのですが
頑なにそれをしないのです。

もちろん、ゴルフは飛距離だという方達なので
ドライバーを持つのは良しとしましょう。
しかし、振り回すのが止められないのです。

振り回したいのならそれなりの打ち方をしなければなりません。
タイミングがぴったりと合う技術を身につけることです。

力ずくで跳ばそうとしているゴルファーは
ほとんどの人が横ぶりです。
筋肉で跳ばそうというスイングなのです。

一生懸命に筋トレをしたり、力ずくでとばそうとして
脳みそまで筋肉になってしまっている人がいるのです。

これを縦振りにすることで横振りの速度が落ちて、
縦が速くなってバランスが取れるのですが、
球を右から左に打つことが跳ばす方法だと勘違いし
叩いたり、祓おうとしたり、運ぼうとして右から左に
クラブを移動するだけなのです。

どうしても跳ばしたいのでしたら、この横ぶりを止めて、
体が横、腕は縦の動作によってそのバランスでミートさせること、
そしてインパクトでフェイスをしっかりと閉めることで
スライスは止まるのです。

フェイスを閉めるとはフォローの4時半でトウが上を向き
リーディングエッジが垂直になるところまで閉めることで
ちょっとでも垂直ではなく傾いていた場合には
その直前のインパクトでスクエアになっていないということです。

それでもスライスになるのでしたら、5時で垂直になるくらい
ローテーションを早めると修正できますが、
長年閉め方が甘い打ち方をしている人は
今までに開いたまま振っていた回数を上回るだけの
正しいスイングを反復して上書きするしかありません。

最初から正しい動きでスイングする大切さがここにもあります。
下手を固めるとはこのことです。
ただ、どんな癖でも治ります。
間違った動きを一切しないようにし、正しい動きだけで
真剣に練習することです。












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