Question
もともとスライスが多く、良くて230y位の飛距離が出ればいいくらいでした。
少し前に某ショップでスイングのコツを教えてもらうと、気分よく打てるようになり、
また飛距離も250y位打てるようになりました。
しかし、数日前から欲が出たのか力一杯打ったり、
ネットなどでプロのスイングを真似したり、スイングをちょっと変えた事で、
全く芯に当たらなくなり、ヒール部分にしか当たらなくなりました。
少し離れて打っても何故かヒール部分にあたります。
他にもヘッドの上部分に当たるなど、全く芯に当たらなくなりました。
ゴルフ歴/1年程
スイングスピード/44m/s
Answer
まず、スイングを大切にしていなことが伺えます。
そして、動作が定着していないことやスイング打法も決まっておらず
一体何をしようとしているのか分からない状況です。
質問者さんは大海をただ彷徨っているのです。
いったい何処に行きたいのでしょうか?
まず目的地が分かっていないということ、
それは誰の打法を理想として、どう動けばよいかを求めておられないからです。
これは真っ暗闇の大海をあっちに行ったりこっちに行ったりしているだけで
どこにも到達できないことになります。
そして、地図もなく、ナビもなく、暗闇の中で聞こえる
幽霊の言葉を聞きながら、ただ振り回されているだけです。
幻覚や耳鳴りにしたがって、ただその辺をうろうろして
いったい、どうしたいのでしょうか?
ゴルフはまず基本動作を習得しなければなりません。
それぞれの打法によって違う場合がありますので
理想を言えば、誰の打法にしたいかを選ぶことです。
そして、その真似たい打法を教えてくれるレッスンプロやコーチ
あるいはその資料だけを使って動きを覚えます。
これは普段やったことがない動きですので、誰でも始めてです。
自分に合った打法だとか、振りやすいなどと
まだ何も分かっていない初心者が選ぶような軽いものではないのです。
できなければできるまで練習して、その動きがまずできるようになることで
その動きは打法によってさまざまです。
各部位の動きが全てできるようになるには数ヶ月掛かることがあります。
そして、その動きが連動し、タイミング良くスイングできたら
今度はその動きが毎回同じようにできるようにします。
それができたら今度は定着練習をしながら精度を上げる練習です。
正確に思ったところに、そのフォームを崩さずに打って落とす練習で、
8割安定するには最低1年、9割安定するには3年は掛かります。
その間はちょっとでも違うことを考えたり、人のスイングを見ただけでも
移ってしまって崩れるのです。
また、忘れてしまいますので、その3年間はコーチに診てもらいながら
崩れてはすぐに治し、また崩れては治すという作業がないと
また、もとの癖のあるスイングに戻ってしまうことすらあるのです。
ゴルフをあまりにも簡単に考えておられるようですが
1年半くらいするとゴルフの奥の深さが見えてきて
もっと真剣にやらないと上達できないということが分かってきます。
その時には必ず基礎練習をすることです。
基礎練習は一生するものですので、その基本動作である基礎の動きは
毎日でも怠らずに継続させることが大切です。
動きが分からなければレッスンを取って、ひとつの打法を完成させることですね。
そこまで覚悟ができないと、かなりの遠回りをすることになるでしょう。
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