2016年6月11日土曜日

止めるショット、転がすショット


Question

7番アイアンで止めるショットと数ヤード転がるショットを
打ち分けるにはどうすればいいですか?


Answer

バックスピンの問題ですね。
まずはバックスピンが掛けられるかどうかです。

そのためには条件があります。

・ ダウングローに打つ
・ 真芯で打つ
・ MBかハーフキェビティーを使う
・ スピン系のボールを使う
・ グリーンが柔らかい

グリーンが硬いと言えるのは競技用に設定されたグリーンで
ローラーを使って固めた場合です。
この重圧をコンプレッションと言って数値で表すのですが
24でプロが7番アイアンで打っても4mは転がるといいます。

こうなると、もう止めることはできないということですので
グリーンの硬さは条件の一つになっています。
ただ、普通の設定ではこれらの条件がそろえばほぼ止まります。
しかし、5番アイアンほどに番手ずらしをしたロフトの7番では
止まらないかも知れません。

恐らくこの硬さは練習場の超硬いグリーンに近いかと思います。
コンクリートの上にジュウタンを敷いただけのような硬い物です。
ただ、打ち方によってはこの超硬いグリーンでも、
150Y先でグリーン上で止めることができます。

また、7番くらいだと多少芯を外しても同じような距離がでますが
真芯に当たった球はすぐに止まっても、外した球は転がって
オーバーしたりします。

このオーバーはミスショットです。
止めるためには芯を外さないということは当然の条件なのです。

同じように芯を外さなかったとしても、上記の条件は必須です。
技術としては芯を外さずにダウンブローで打つことです。
そして、できるだけ球を潰すことです。
HSを上げ、しっかりと打ち込んで重量を増し、球がつぶれれば
それだけバックスピンが掛かるということです。

これらの条件の全てがそろえばその場で止まります。
また、9番、8番くらいまでならば条件次第ではバックスピンで戻ってきます。

そして、転がす場合には一本長い番手で
スリークオーターショットです。
(8番アイアン以下はハーフショット)

フルショットで8割の力でしたら、このコントロールショットは
6割程度の力にするとスピン量が減り、グリーン上で転がります。













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