2017年1月16日月曜日

短く握ったら、うひょ~当たる当たる!


Question

コースで3Wを握ったらほとんどチョロ。何で???
ところが練習場で発見!!
極端に短く握ったら、うひょ~当たる・当たる、
試しに次回以降のコースでチョロが出なくなったら基本これで行けるのでは。
UTって打ちやすいのかな?でも買うお金がないし。。。

これだ!開眼した!!なんて幻想???
あぁ~ゴルフって死ぬまでこんな事を繰り返すのでしょうか?


Answer

はい、ゴルフはいくらでも遠回りしますよ。
基礎ができていない人は一生その繰り返しです。
当たらなくなる理由は五万とありますからね。

そのうちの一つがシャフトの長さです。
今の長尺ウッドは当たらないのです。

また、ジャンク理論でオヤジ打法を極めても、
基礎練習をしないといくらでも遠回りするのです。

開眼したと思っても、それが理想かどうかも分かりません。
たまたまミートしただけで、ほかはメチャクチャだったかもしれないのです。

そんな勘違いをするのは当たり前なのがゴルフです。
我流で上り詰めたギリギリのプロに教えてもらっても
基礎を習っていないので、グリップをストロングにさせたり
アライメントを治さなかったり、前傾姿勢が適正でなかったりして
いつまで経ってもここぞという時に大きなミスをするのです。

ゴルフはとんでもなく難しいスポーツです。
だから面白いのです。

プロになっても、この基礎ができていない人は
なんでこんな時にそんなミスするの?という単純な凡ミスをするのです。
いくら再現性を高めても、完成度を高めても、
緊張するとミスがでたり、疲れるとミスが出る確率が高いのは
基本に忠実でないからです。

基本というのは将棋でいう定石です。
これさえやっておけば破られないという形があるのです。
これが基礎であり、基本動作なのですが、それを習得していない人は
いざという時にボロがでてしまうのです。

また、いくら基本通りにやっていても、定着していなかったり
ほかのフォルダーが沢山あって、どれも同じ定着度だった場合には
どれがでるか分かりません。


基本的に長いシャフトは当たらないのです。
最近の3Wは43インチあり、これは昔のDRよりも長いのです。
アマチュアがこんな長いクラブを振っていて、プロと同じに打てる分けがありません。
UTなどなくても、その長い3Wを切れば良いのです。

通常、45インチのDRも43インチのDRも飛距離はほとんど変わりません。
パワーもスピードもないので、むしろ43インチの3Wの方が飛ぶと
言うアマチュアが非常に多いのはそのためです。

アイアンの流れで同じ間隔でウッドを作るとDRは42~43インチにしかなりません。
この規則性も、不安定さも無視して作られたのが
今の標準とされている45インチDRです。

グニャグニャで長過ぎるシャフトを使わせて、何度も買いなおさせる戦略で
硬いシャフトはオーバースペックだとか勝手な理論を展開しており、
スペックオタクはそれを鵜呑みにして、お前がXを使うのは生意気だと
言わんばかりにオーバースペック論を展開するのです。
より正確に打てるクラブを使わるなら、45インチこそオーバースペックです。

42~43インチを使ってミスがなくなってから
ハーフインチずつ長くしても、決して遅くはありません。

3Wは41インチ、5Wは40インチとなりますので、より正確に
また、より縦軌道になって止め易い球になる可能性があります。
何でもかんでもメーカーが主張する販促理論を鵜呑みにしないことが大切です。

ちなみに、クラブを切るとシャフトも硬くなりますので、より方向性が良くなり
ミート率が上がるばかりか、ヘッドに鉛を貼って重くしますので、
当たり負けがなくなって、インパクト時の重量が上がります。
もともとHSが高くない人はこの方が飛びますので、試してみる価値はあると思います。








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