2017年10月9日月曜日

10年やっても100が切れません


Question

ゴルフを始めて10年以上になりますが
毎年100切りを目標にやってきた30代女子です。
フェアウェイウッドが苦手です。

スポーツはなんでもやりますし
負けず嫌いなのですが
ゴルフは今日は良かったと言う日がありません。

これは、もうセンスがないのでしょうか?
後から始める人たちは簡単に100切りしていきます。
何が悪いのかわからなくて悩んでいます。
ドライバー200y 、7I 130y 、OBはほぼありません。

何か思いつく事があれば
アドバイス頂けたらと思います。


Answer

女性で200YでOBがないとなると
問題はショートゲームでしょうか?

逆に10年で100が切れないというのが不思議です。
一度ウッドを使わずに、DRとアイアンだけで回ってみては如何でしょうか?

ウッドが苦手とのことですので、それで100が切れるのでしたら
恐らくフルショットの打ち方に問題があるのでしょう。
それでも切れない場合にはショートゲームを見直す事です。

スイングを診てみないと分かりませんが、ウッドが打てないのは
ほとんどのケースが体重移動ができていないからです。
腕を上下させて、その動きに引っ張られて体が動くという
上半身だけで打っている人がほとんどで、打つ前に重心を移動させる
という動作がないのです。

これによってダフるために、手を縮めて合わせようとするのですが
そのためにトップして、ダフりトップを繰り返します。

体重をしっかりと移動する事、そしてハンドファーストで打つ事
また、ウッドでもダウンブローに打つなどの最低限の動作が必要です。


また、ショートゲームに原因がある場合はまず寄せの打ち方です。
フルショットを小振りにして打つのではなく、チップショット、
ピッチショットなど、寄せに使うフォームを習得し、あとは実践練習です。

これはフォームだけ練習場で習得し、定着させる事ができますが
距離感はコースなどの芝の上から本物のグリーンに乗せて
どれだけ転がるかなども含めた練習が必要です。

また、傾斜からの打ち方、深いラフからの打ち方、バンカーショット
などのショートゲームの方法や練習が必要です。

ゴルフはまず打ち方を習得し、それを定着させる必要があります。
そして、その打ち方は永久ではなく、定着する前にズレたりブレたり
それを放置すると崩れて使い物にならなくなります。

定着にはほぼ3年は掛かりますので、その間は崩さないように
確認しながら、またズレた時には元に戻す作業をしながら固めるのです。

ほとんどのゴルファーはこれをやりません。
一度できたら一生できるものだと勘違いするのです。
それで、同じところをグルグルと回るだけの30年となります。

3年くらい我慢して確認しながらの定着練習をしましょう。
10年やって結果がでないという体験をされているのですから
これからは基本通りに練習されてはいかがでしょうか?

また、現場での練習も必要ですので、打法が定着したら
今度はコースに頻繁に行くことです。
芝から打つという練習です。

このようにゴルフはいくらでも遠回りします。
崩れて転落する人や、空回りして上達しない人が大勢います。
練習は嘘をつかない、とただ闇雲に練習していたのでは駄目です。
何をどう習得し、どう練習するかで雲泥の差が出るのです。

まずは基礎練習、基本動作をしっかりと定着させ、それから
実践での練習です。
100が切れないのはまず何一つできていないということです。
ゴルフに対する姿勢をここで正す必要があるでしょう。




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