Question
初心者です。アイアンばかり練習してたら、アイアンが上達し
コースでは100前後から80台にアップしました。
ただし、ドライバーは怪我しないように距離を落とした誤魔化しスイングです。
アイアンがだいぶ安定してきていたので、次にドライバーを始めたら、
どうもそのアイアンと同じスイングだとうまくいかず、コースではアイアンも
ドライバーも安定感に欠け90台にダウンしました。
Answer
これはスイング自体がワンスイングになっていない典型的な症状です。
このまま10年も毎日練習すれば、違う二種類のスイングが固まって
再現性は今よりはだいぶ良くなるとは思いますが完全には安定しません。
しかし、これでほかの番手はどうなのでしょうか?
アイアンセットは全部当たるでしょう。
しかし、UTになったらDRよりは当たるけど、ちょっとだけ芯を外して
いませんか?
あるいはウッドはどうでしょう?
ウッドもDRほどではなくても多少芯から外れたり、一発目には外して
二発目からは当たるというような症状にはなっていませんか?
もしそうだとすると、これは4種類のスイングを固めようとしている可能性
があります。
クラブはウエッジからDRまで一直線ではありません。
昔は同じ規格で長さや重さなどが一直線だったのですが、いつしか
アイアンセット、UTセット、ウッドセット、DRとバラバラになっていて
それぞれに違う打ち方になってしまっている人がほとんどです。
アイアンはソールした時にリーディングエッジが水平か、ややトウ側が
上がっているように構えます。
各番手は0.5度ずつライ角をずらしてあり、長さもハーフインチずつ変えて
どちらもその数値を表に表すと一直線になっています。
これで目分量で立って構えると、ほぼ適切な前傾角度に立つ事ができて
同じスイングでアイアン達を打つ事ができるのです。
ただ、それにしてもハンドアップにしたりダウンにすれば、また球と自分との
距離が違ってきて当たらなくなる事もあります。
しかし、ウッドは同じ一直線上にはありません。
やたらとトウ側が上がっていたり、フェイスが左を向いていたりで、
アイアンとは全く違う設計をしています。
したがって、アイアンと同じ原理で構えると前傾角が合わないのです。
ましてDRなどはやたらと長くしてしまっていますので、それらの流れで
合わせる事もできません。
もともとクラブは全てのクラブは同じ規格で作られ、13本が
一直線になるように作られていました。
しかし、シャフトを長くしてみたり、番手をずらしてみたり、
いろいろな事をしてメーカーは毎年買い直させようと
規格を壊してまで売る事だけに専念して来ました。
100年前のセットはほぼ一直線の流れになっています。
その当時のDRは42インチです。
時代によって41インチや43.5インチがあったのですが、現在の標準は
45インチだと主張し、誰もそれを疑わずに使っているのです。
しかし、最近はプロ達がやはりおかしいと反発し出して一時期46インチ
を使っていた選手達も44インチくらいに短くしてます。
また、クラブメーカーとの契約をしない選手がどんどん増えています。
タイガーウッズはプロ転向した当初は43.5インチが標準だったので、
その長さで長年の間プレーしていました。
そして現在はやっと44.5インチに長くして飛距離と正確性の両方のが
ミートした長さを自分なりに割り出した使っています。
タイガーウッズよりも正確に打てる人でしたら長いクラブを使っても構わない
と思うのですが、現在はアマチュアはプロよりも長いクラブを使っています。
これらの長さの違うクラブセット同士をどう扱うかです。
クラブ自体をアイアンに合わせて、UT以上を切って本来の規格に揃えるか
あるいはそのままでも、同じ規格の延長として合わせて構えるかにしないと
ワンスイングになりません。
ゴルフは無駄に複雑にするのではなく、できるだけシンプルにする事が理想的で
そのためには無駄な事はしない事です。
例えばアドレス時のセットアップ、アライメント、グリップ、姿勢などは
しっかりと基本通りにする事が大切なのです。
ジャックニクラウスが推奨するワンスイング理論をしっかりと勉強してください。
ワンスイングにするためにはそれなりのノウハウが必要です。
下記のコミュニティーを参考にしてください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003
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