2014年8月13日水曜日
未調整クラブによるシャンク
Question
最近、アイアンで何番を持ってもシャンクが出ます(^_^;)
ドライバーが良くても2打目シャンクOBも有ります。
治し方解る方ご指導お願いします。
Answer
シャンクの原因は色々と考えられます。
http://modernswing21.blogspot.jp/2014/07/blog-post_5511.html
ウッドは問題なく、アイアンだけシャンクする、
あるいはアイアンだけトップするという場合の原因は
前傾角度に問題がある場合もあります。
実はクラブに問題があって、そのクラブが原因で
前傾角度がくるってしまっている場合や
ただ単に起き上がってアドレスしている場合なども多々あります。
クラブはワンスイングで打てるように設計されています。
アドレス時にトウ側がどのくらい浮いているかを見て
クラブを立てる角度を決め、その位置でグリップして前傾を決めます。
ところが、その時に膝を曲げすぎると前傾が立ってしまいます。
また、ハンドアップにしても前傾角度はくるってしまいます。
前傾角度は自分では見えませんので、十分に注意を払って
常にチェックして修正を繰り返す必要があります。
体に合わせてクラブを調整し、クラブに合わせてアドレスする
これができていないと昨日までプロ級に当たっていたのが
今日は全く当たらないという現象がおきます。
しかし、人間はとても機械にはできない器用さをもっており
長年そのセットで打っていると、それに合わせたスイングをして当たるようになります。
ほとんどのベテラン・ゴルファーは何度も失敗して
体が勝手に調整して当たられるようになるのです。
ただ、ほとんどの場合、間違った部位で調整するために不格好になり
「試行錯誤で毎日500球打てば当たるようになる」
という練習をするとこれになり易くなります。
酷い場合は、全ての番手で同じトップの深さにも関わらず
全てのクラブを真っ直ぐに打つ器用なベテランゴルファーがいます。
これは、力と速度を13種類に分けて打っているからです。
ワンスイングではなく13スイングということです。
ただ、そこに行くまでに20~30年掛かりますので
いかに遠回りしているかということです。
そして、30年してもミスが多く、平均スコアが良くなりません。
慣れるまではクラブの長さが長いために、ウッド時の前傾と、アイアン時の前傾の
二種類の基準を覚えることになり、それまではどちらかにミスが生じます。
最短で上達するには基礎を習得し、クラブ調整やクラブ設計通りのワンスイングをすることです。
どんなスイングも間違いではありませんが、ゴルフはいくらでも遠回りします。
上達の速度、あるいは上達するかしないかは何を選択するかの判断力しだといえそうです。
0 件のコメント :
コメントを投稿