2015年10月19日月曜日

軽いクラブにしたらボロボロになった


Question

最近腰の調子がおもわしくなかったので
試しに軽いアイアンを買ってみました。シャフトはR

スキーなどにもよく行き運動経験も多い方だと思い身長もあったので今まで
はテーラーメードでシャフトはSをひたすら振っていましたが
確かに驚くほど軽い、7番の重さだけでも80g程軽いそうです。

でも今日練習場で100球程うち感じたのは兎に角スイングが安定しない、
たまにいい当たりが出ても今までのような感触がない。
これで打った後元のアイアンを使うとそっちまでスイングが変になる。

本題ですがやっぱりクラブは触れる範囲では重い方がいいのでしょうか?
なんか手打ちの癖が着いてしまいそうな気がします。


Answer

クラブを替えたことで
当たらなくなることがあります。
そして、当てようとして試行錯誤すると
スイング自体が崩れてしまいます。

もとのクラブに戻しても当たらなくなったことが証拠で
試行錯誤したことが原因です。

まず、調子が悪いから軽いクラブにしてみる
という発想自体が間違っています。

総重量やウエイトバランスを変えると、力加減や
タイミングがすべて狂ってしまいます。

せっかく長年練習してきたバランスを最初からまた
作り直さなければなりません。
そして定着に何年も掛かるのです。

ましてシャフトをRにするという発想は
愚の骨頂としかいいようがありません。
ゴルフはそんなに簡単な物ではないのです。


なぜ当たっているか具体的な動きや理屈が分かっていないと
このように、せっかく出来上がったリズムやタイミングを崩してしまいます。
理屈が分かっていないゴルファーや、熟練していないゴルファーは
自分で修正することができません。

クラブでスコアを良くしようとする姿勢を変えない限り
上達の道から外れたままになるかと思います。

しっかりとゴルフの原理を学び、基礎練習を徹底してすることで
効率良く上達するものです。

年だから軽いクラブを使うというのでしたら、ウエイトバランスを軽くするとか
グリップを太くして負担を少なくすれば良いことですし
調子が悪いからといって道具に頼ろうとする安易な考え方ではなく
筋肉をつけるとか、ドリルで動きを定着させるとか
新しい技術に挑戦するとかで上達を目指すべきなのです。

打感は好みもありますが、慣れもあります。
最初からその軽いクラブしか使ったことがなければ
そんな物だと思って満足しているかと思います。

ただ、どこに跳んで行くか分からないようなクラブでは
スコアメイクはとてもできません。

いろいろな物を試すのは決して悪いことではありませんが
怪我しない限り重いクラブでHSをあげることが
飛距離が出て、スピンが掛かる方法だということは
最初から分かっていることです。

しかも、シャフトはできるだけ硬い物でなければ
方向性のブレを抑えることはできません。

それが実感できて良かったのかも知れません。
軽いクラブは高齢者用で、シルバー産業として売れる商品を作っただけで
決してスコアを良くするための道具ではないことを理解することです。

















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