Question
アイアンのシャフトについて質問させてください。
33歳男、アベレージ110程度です。
アイアンはツアーステージのXBLADE703のシャフトNSPROで
スペック表は#5で399gとなっています。
アイアンを一新させようと思い、
いろんな選択肢からブリジストンのJ15DPFアイアンを気に入りました。
そこでシャフトがスチールとカーボンが選択できるようですが、
カーボンは軽いので無しというのが昔聞いていた話なんですが、
最近では昔ほど極端な差は無いという意見や
むしろ打ちやすくなるという話も聞きます。
スペック表を見てみると、#5でNSPROが400g、
TourADが376gとなっています。
この差はどのような感覚に感じられるものでしょうか?
体力的に楽になるが手打ちになりやすいなど、
いろいろ見解をお聞きしたいです。
ここ最近は子育てがあり、運動不足気味で
上がり3ホールが息切れすることが多いです^^;
Answer
まず、運動不足をクラブで補おうという考え方は止めましょう。
33才で息切れはゴルフ以前の問題です。
子供を抱いたままスクワットするとか
背中に乗せたまま腕立て伏せをするとか、
エネルギーをセーブするのではなく、子育てを活用して
体力をつけるという前向きな姿勢にされては如何でしょうか?
軽いグニャグニャなクラブを売って、ちょっと上達したら少し硬いシャフトを売り
さらに上手くなったらもっと硬いシャフトのクラブを売るという販売側の作戦に
まんまとほとんどのゴルファーが引っかかっています。
重いから使えないというのは販売側の理論ですが
スイング理論から言えば、重いから使えないのは下手だからです。
石川遼選手がシャフトを20g重くして調子が良くなった話があります。
というか、昔のDRのシャフトはスティールだったので、
それから比べればまだ軽い方なのです。
この業界は進化とかいう言葉を使って販売を促進しているのですが、
不要な進化は変化に過ぎません。
また中高年ゴルファーが軽いアイアンセットに買い換えて失敗したという話は
いやというほど聞いています。
最近のクラブはヘッドを軽くし過ぎて当たり負けしたクラブが多く出回っています。
初心者にはそれがどのような物か分からないので売れてはいるのですが
30年もプレーしていた中高年達は、老化のために疲れる、当たりが悪い
などの症状をクラブで解消しようと買い換えていました。
ところが当たり負けして今までのような鋭いパワフルな球が出なくなって
また、重いクラブに買いなおしています。
世界のトップ選手達は徐々にシャフトを短くし始めています。
先日優勝した選手も46インチを44インチにしています。
ミケルソンがドライビング・スプーンとか言って使っているのは
260cc時代の43、5インチのDRです。
ヘンリック・ステンソンは43インチのスプーンでティーショットしています。
今のDRをカットして短くするとその分ヘッドを重くてウエイトバランスを戻します。
そのために当たり負けしなくなるので、つかまりのよい球、つぶれる打感となり、
ミート率が上がるために逆に飛距離が伸びたという人が続出しています。
また、アマチュアは45インチも43インチもHSは全く変わりません。
野球のプロやプロゴルファーなどの筋力がある人でない限り、
長尺は無用の長物であり、長いほど跳ぶという理論が間違っている事に
やっと世の中が気づき始めているのです。
ということは昔のクラブのシャフトの長さ、そして昔のヘッドの重さ、総重量が
結局良かったということが消費者にも分かるようになってきたのです。
道具でスコアを買おうとせず、健康生活をして体力を付けて
シャドーやイメトレでもフォームは定着できますので、
とにかく腕を磨くという努力してみてはいかがでしょうか?
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