Question
フェアウェイウッドのヘッド体積について質問です。
シャフトの長さも関係してくるのはわかっていますが、
やはりヘッド体積が大きい方がラフなどからですと当たりやすいのでしょうか
買い替えをかんがえています。
ゴルフ歴1年半、女です。
よろしくお願い致します。
Answer
まず、DRで考えてみましょう。
体積が大きいほどスイートスポットが大きくなり
多少芯を外してもある程度飛びますので
一言で表現するなら使い易いと言えるでしょう。
ただ、DRは大きくしても、ティーアップして打てますので
フェイスが厚くても芯を捉えることができます。
しかし、FWウッドの場合にはほとんど直に打ちます。
となると、地面と球の赤道までの距離は約2cmほどですので、
フェイス面の高さを約4cm以上にすると芯に届かなくなります。
体積を大きくするとなると、この厚みはこれ以上厚くできませんので
横か奥行きを大きくするしかないために、薄く広い形状になります。
確かに奥行きを深くすると多少芯を外しても
ヘッドが衝撃で動く「たわみ」が少なくなって、多少は方向が良くなります。
また、幅を広げることでスイートスポットは横には広くなりますので
多少の誤差も影響が少なくなる事になりますが、
これはシャフトが柔らかいと、そちらの影響の方が大きいでしょう。
また、体積の大きなウッドはヘッド自体の重さはもともと軽いので
ラフの場合には芝生の抵抗に負けて、フェイス面積が大きいほど
パワーが打ちる傾向にあります。
フェアウェイからならば確かにアイアンよりはスイートスポットが広く
多少は打ちやすいかと思いますが、ラフも深さによりますが、
重い長い芝の場合には、むしろヘッドの重いショートアイアンなどで
ただ、出すだけという処置をする方が良い場合もあります。
ウッドがラフから出やすいというのは、その草の抵抗が少ない場合で
シャフトが長く、ヘッドが大きく軽い場合には逆に不利です。
むしろ、ヘッドの大きさよりも、シャフトを短くした方が
芯に当たり易いということになるかと思います。
最近のクラブはやたらと長くしていますので、その分軽く作ってあります。
シャフトはあと2インチほど切ってもほとんど飛距離は変わりません。
また、その切った分だけ錘を貼るとヘッドが重くなって、草に負け
難くなるかと思います。
買い替えとの事ですが、買い換えてもあまりメリットは
感じられないかも知れません。
女性の場合にはHSも遅く、パワーがないので
ヘッドの大きさで安心感があり、多少のズレなら大丈夫かも知れませんが
これでスコアアップを期待するのはちょっと難しいかと思います。
ゴルフを始めてちょうど1年半の最初の低迷期ですので、
ここで道具に走るのではなく、しっかりと基礎から見直して
基本動作を身に着け、それをしっかりと定着させる練習が必要かと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿