2017年10月27日金曜日

飛距離とスライス、道具での原因は?


Question

ドライバーを簡単に飛距離を出す為のヘッドとシャフトに関してのご相談です。
現在M2でエボⅡのSRを使用していますが、スライスがひどく悩んでいます。
この場合シャフトを固めのSにしてバラツキを減らした方が良いか、
つかまりの良いグローレ等のヘッドに交換した方が良いかアドバイスお願いします。
ヘッドスピード44位で飛距離は240位です。
スイングが悪いと思いますが、ギアで修正したくアドバイスお願いします。
(飛距離を伸ばす為のヘッドとシャフトの相関性に迷走しています)


Answer

ご質問はスライスを治す方法と、
道具における無駄のない飛距離を出す方法
ということで宜しいでしょうか?

柔らかいシャフトを使っておられるようですが、ひょっとして
シャフトのしなりで飛距離を出そうとしていませんか?

まず、それは諦めてください。
しなるシャフトはその分だけ軌道がブレます。
ミート率が落ち、安定しなくなります。

ヘッドダウンは柔らかいシャフトほど起こります。
女性用のLでHS45で振ると5~6cmほどヘッドダウンします。
これでは空振りです。

目で見ても分からないので、平気で皆さん柔らかいシャフトで
飛ばそうとしておられますが、その分難易度が上がっているのです。

ミート率を上げ、安定性が必須なのに、このブレを腕で補って
飛距離を出すのでしたら、飛ばす技を習得した方が確実です。

また、柔らかいシャフトや軽いシャフトはトルクが高いため
しなりが戻って来ないだけではなく、捻じれも戻らずフェイスが
開いたままインパクトになり、それが原因でスライスになる事もあります。

質問者さんは恐らく、シャフトが原因でスライスが止まらない
という可能性が高いのではないでしょうか?
一度振動数290くらいのクラブで打って、それでもスライスが
出るようでしたら左腕のローテーション、インパクト時の手の位置
振り方などを調整すれば治ると思います。

最近のシャフトは表示ずらしをしていますので、フレックスXでも
昔のSより柔らかい事があります。
まして最新のSRなどは数年前のLと同じかも知れません。

また、クラブは9割がシャフトで1割がヘッドだと言われており
ヘッドも大きさ、重量、重心、ロフト角などが適正であれば問題ありませんが
シャフトは当たらなくなりますので、まずはシャフトからです。

現在の規格がスイング理論から見て適正ではない事を理解し
飛距離は技で、シャフトはできるだけ曲がらない、捻じれない物を使い
しなりは体をムチにしてしならせ、効率とミート率を上げる事で
問題は解決するかと思います。

これはプロ達が行っている方法ですので、メーカーの売りたい物を使うのではなく
スコアメイクに適したスペックのクラブを使う事が大切だと思います。





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